ジョウビタキ

投稿日: 2017年10月7日

観察データ
  • 目/科: スズメ目/ヒタキ科
  • 観察エリア: 市街地/公園/田んぼ/草・葦原/樹林地
  • 季節: 冬
  • 大きさ: 14cm

ヒタキの仲間で冬になると常にみられるので常鶲(ジョウビタキ)。鳥の仲間は見た目などからストレートにつけられているものが多いですね。確かに冬になると公園や草原、葦原など身を隠す場所があるところではよく見かけます。

オスとメスでは色合いが異なるのですぐに区別がつきます。共通しているのは羽の一部に白斑があること、尾羽辺りがオレンジである事ですね。オスは灰色の防止をかぶっているような感じです。

「ヒッヒッヒ」と同じような環境に生息し、冬鳥のベニマシコとよく似た鳴き方をします。うっかり聞き間違えてベニマシコと思って探したらジョウビタキだったということもあります。

オスは背中を見ると大人か若鳥かがわかります。大人は背中が黒く、若鳥は茶色っぽい色をしています。フィールドで見る限りはじっくり見ないとわかりませんが、ほとんどの場合、若鳥です。この鳥は比較的近くまで寄ってくれるので写真に収めてじっくり見ると背中の茶色がよくわかります。

冬を告げる鳥、これからはそこかしこで見られます。オスのお腹はきれいなオレンジ色。オスは比較的探しやすいので、自然の多い公園に遊びに行った際は探してみてください。