ミサゴ

投稿日: 2017年10月12日

観察データ
  • 目/科: タカ目/ミサゴ科
  • 観察エリア: 海辺や河口
  • 季節: 通年
  • 大きさ: 60cm前後

海辺でよく見かけるタカの仲間。タカというとネズミなどの小動物を襲うイメージがありますが、このミサゴは魚を中心に食べています。

上空を旋回し、魚を見つけると狙いを定めて足から水に飛び込みます。何とも豪快な狩りです。捕えた魚はその場で器用に持ち替えて飛ぶ進行方向と平行になるように持ち、安全な所まで持って行って食べます。木の上で食べることもあります。

準絶滅危惧種に指定されていますが、愛知県の藤前干潟では割と数多く見られます。近くでじっくり観察することは難しいのですが、近くの野鳥観察館で望遠鏡越しに食事風景などを見ることができます。

お腹の部分や頭に白い部分が多くありますので、他のタカ類とは区別がつきやすいです。なかなか狩りのシーンは難しいのですが、機会を捉えて撮影したいですね。