ソリハシシギとキョウジョシギ

投稿日: 2015年10月23日

左上にいるのがソリハシシギ。くちばしが上に向かって反っているのが特徴。この嘴は砂の中の貝などを捕まえるのに適した形なんだとか。手前がキョウジョシギ、漢字では「京女鷸」と書きます。干潟の中では目立つ色合いをしていて結構かわいいです。大きさはスズメより一回り大きい、ムクドリくらいの大きさ。英名でturnstoneとありますが、この鳥は小石などをくちばしでひっくり返して出てきた生き物を捉えるんです。

二匹ともせわしなくチョコチョコと動き回りエサを取ります。動きを捉えるのが難しいですが、比較的近づけますので肉眼でよく観察できます。とはいえ、キョウジョシギは小走りしますから早いこと早いこと。あっちに行ったりこっちに行ったり見てると楽しい鳥ですね。

こんな風に近くにいると「ここの干潟はエサがいっぱいだね」などと会話しているような一コマになります。